【発酵食品】小さな粒に無限の可能性!“はまなっとう”の魅力。

“はまなっとう”知っていますか?

初めての出会いのきっかけは、祖母でした。“納豆食べる?”と言って渡された小さな黒い粒。

え?この黒いのが納豆?食べてみると、甘じょっぱい味。“納豆”なのになんでネバネバしていないのかな~(子供の頃の記憶。)

“はまなっとう”は、大豆を発酵させて作る発酵食品なんです。
先日、【あいちの農林水産フェア】にてご紹介いただき、久しぶりの再会!

こちらは、愛知県豊橋市【國松本店】さんの“濱納豆”。140年という長い歴史を経て、今も伝統的な製法で造られているそうです。

はまなっとうの作り方は、
大豆を蒸す

寝かせる

麹菌をつけて発酵

塩水につけて熟成

天日干し

このような流れ。文字では簡単に書けますが、完成までに半年以上の長い月日が必要です。國松本店さんでは、一つ一つの作業を今も昔と変わらず職人さんが手作業で行っているそうです。

“はまなっとう”の歴史

はまなっとうの歴史は、1300年も前にさかのぼります。中国から日本へ伝来し、元はお寺の台所(納所)で作られていたことから、「納豆」と言われていたとか。(諸説あるようです)保存性も高くて、栄養価も高いので重宝されていた食材。

戦国時代には、お寺を本陣にした武将達に好まれていたそう。あの、徳川家康の好物だったとか!家康と同じものを食べているなんて、ちょっとドキドキしませんか♪

どうやって食べるの?

はまなっとうは、簡単に言うと豆味噌に近い味です。一粒食べると、濃厚な旨味と香り、甘味・酸味・塩味・苦味と五味が口の中に広がる感じ!!伝わりますか!?笑

子供の頃には分からなかった、美味しい味わいです。料理のアクセントにピッタリな、はまなっとう。ぜひ食べてみてください!

さっそく、國松本店さんの“濱納豆”をカルパッチョのソースに使用してみました。Recipe

濱納豆、とってもいい仕事してくれています!色々な料理に使って楽しみたいと思います♪お酒のおつまみにも良さそうですね。

國松社長曰く、購入時の濱納豆まだ20歳くらいなんだそう。これから自宅で保管している間も、どんどん熟成が進み味わいが変わるんだとか!そんな変化も楽しみにしながら♡

新たな発酵食品との出会いに感謝です!

國松本店さんのHPは→こちらから
濱納豆を使用した美味しそうなレシピも沢山紹介されています!私は、濱納豆&バター&はちみつのトーストにハマってしまいました♡

 

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